検索エンジン最適化

一般の方が検索エンジンでWEBサイトを探す場合は、GoogleもしくはYahoo!を利用する方が大半だと思われます。そのため、SEO対策を行う上で、最も力を入れなければならないのは、GoogleとYahoo!への対策となります。

1.Googleの仕組み

①Googleの理念

Googleの検索エンジンの仕組みを理解するためには、最初にGoogleの理念を理解しておく必要があります。Googleは「完璧な検索エンジンとは、ユーザーの意図を正確に把握し、ユーザーのニーズにぴったり一致するものを返すエンジンである。」と表明しています。つまり、検索するユーザーが、検索したい内容を上位に持ってくる検索エンジンを目指すと宣言しているのである。

②Googleの仕組み

Googleでは、はじめに「クローリング」と言われるステップで、Webサイトを発見する。クローリングでは、クローラーと呼ばれる検索エンジンのロボットが、様々なリンクからWebサイトを巡回することにより発見に至る。Googleで表示させるためには、クローリングのステップで、Googleに自分のWEBサイトを発見してもらう必要がある。

次に、見つけたWEBサイトをデータベースに登録する「インデックス」というプロセスが実行される。これにより、自分のWEBサイトがGoogleの膨大な情報の一つとして取り扱いが開始されることとなる。ここで重要な点は、インデックスされた情報に基づいて、後述するランキングというプロセスが実行されるため、正しくインデックスされるためには、検索エンジンからみて読みやすい構成でWEBサイトを構築しなければならない。検索エンジンから見て読みにくいWEBサイトは、誤った情報がインデックスに登録されてしまい、順位が下がってしまう事がある。

最後に、データベースに登録されているWEBサイトの情報を確認し、様々な要素から分析された結果に基づき、検索順位が付けられる「ランキング」というプロセスが実行される。どういう基準によってランキングが行われているかについて、詳細は不明であるとともに、Googleにおいても、精度を向上させるために様々な改善を行っているため、基準が分かったとしても、すぐにその基準は改訂されることとなる。

③Googleで上位に表示するには

Googleで検索上位に表示させるには、仕組みで紹介した「クローリング」「インデックス」「ランキング」で、それぞれ『SEO』(サーチ・エンジン・オプティマイズ)=『検索エンジン最適化』と呼ばれる対策を講じる必要がある。

クローリングの対策としては、クローラーに発見されやすいように、外部サイトからリンクが貼られるような充実したWEBサイトにするとともに、上位に表示させたいページにクローラーが巡回しやすくなる内部SEOを施す必要がある。

インデックスの対策としては、自身のWEBサイトのうち、インデックスされるべきページとされなくても良いページを区分し、インデックスされるべきページに重要な情報を整然と記載しておく、HTML構造を最適化しておくといったSEO対策が求められる。

ランキングの対策としては、Googleの理念に沿って、検索したユーザーが満足するコンテンツを仕上げるということが、SEO対策となる。

2.Yahoo!の仕組み

2011年ごろまでYahoo!は、自己申告型の検索エンジンとして、ユーザーが登録を申請してきたWEBサイトを、実際に人の目で閲覧し、審査に通過したWEBサイトのみを表示するという方法を取っていました。しかし、2011年よりYahoo!もクローラーを使用したロボット型の検索エンジンに生まれ変わりました。

①Yahoo!とGoogleの違い

現在、Yahoo!で使用されている検索技術は、Googleと全く同じ検索技術を使用しています。しかし、Yahoo!とGoogleで検索結果が異なるのには理由があります。

Yahoo!の検索結果には、Googleと同じ検索技術を使用して抽出された情報に、さらに追加で「Yahoo!ニュース」「Yahoo!知恵袋」「Yahoo!ショッピング」「Yahoo!地図」「ヤフオク」「Naverまとめ」のオリジナル要素を追加しています。そのため、Googleよりも宣伝色の濃いサイト構成となっています。

ほかにも、検索の順位が異なるという点では、Googleが「パーソナライズ検索」というユーザーの位置情報、過去に閲覧したサイトといった情報を基に並び替えているのに対して、Yahoo!はランキング順に表示しているという点があります。どちらが優れた結果を出せるかは、その状況による部分が大きいため、一概には言えませんが、同じ検索技術を使用しても、利用する検索サイトによって結果は大きく異なることになります。

②Yahoo!で上位に表示するには

GoogleとYahoo!が同じ検索技術を使用している以上、クローリング、インデックス、ランキングの各プロセスにおいて実施するSEO対策は、Googleの対策と同じになります。しかし、Yahoo!の方が、ランキング順のままに表示されるという点を考慮すると、ランキング対策として、ユーザーの目的を満たすことのできる、わかりやすいコンテンツを取り揃えておくことが、検索エンジンの仕組みへの理解に非常に重要であると言えます。