
皆さんはWEBサイトを制作する時に”meta description”を記述していますか?
SEOの勉強を始めたばかりの方やWEB制作の勉強を始めたばかりの方にとってはなんとなく難しく感じる言葉かもしれません。
SEO対策においてとても重要な”meta description”、実はすごく簡単に設定出来るということを今回はご紹介したいと思います。
【目次】
1.そもそもdescriptionとは?
2.SEOへの影響
3.HTMLでの設置方法
4.Wordpressでの設置の仕方
5.各ページに設定する方法
6.まとめ
1.そもそもdescriptionとは?
まずはdescriptionという言葉の意味を見ていきたいと思います。
Google先生によるとdescriptionは「説明」と訳されるようです。
では、meta descriptionを記述すると一体どこに何の「説明」が表示されるのでしょうか。
●PCでの表示の場合
●スマートフォンでの表示の場合
meta discripionに記述した内容はページ内には表示されませんが、上の画像ように検索結果にページの紹介文(スニペット)として表示されます。
つまりmeta discripionとは、検索結果に表示されるページの概要を表すテキスト情報のことです。
2.SEOへの影響
続いては、このmeta descriptionがSEOにどのように関係するかについて。
meta discripionとは上でも説明した通りWEBページの紹介文のようなもの、これは検索したWEBページをクリックする前にユーザーが読むものになります。
検索したキーワードがここに書かれていなかった場合、ユーザーはこのページに知りたい情報がないと判断し、クリックされる機会を逃してしまう恐れがあります。
ですので、meta discripionには検索されやすいワードを含むような紹介文を記述する必要があります。ユーザーが検索したワードがmeta discripionに含まれている場合、そのキーワードは太字で表示され、よりクリック率を高めることが出来ます。
紹介文にとにかくたくさん検索ワードを盛り込んだらいいんだ!と単純に思ってしまうかもしれませんが、実はmeta discripionには表示される文字数が決まっています。
2019年現在はPCの場合だと140文字前後、スマートフォンの場合だと120文字前後と言われており、それをオーバーしてしまうと「…」で途切れてしまいます。ですので、検索エンジンやユーザーに伝わりやすいように、端的・完結にまとめる必要があります。
また、meta discripionの設定は検索順位の上昇に直接的な関わりはなく、ユーザーからのクリック率を高める目的で設定されています。
クリック率が高まりサイトへのアクセス数が増えた場合、検索エンジンの評価が高まる可能性もゼロとは言えません。ですのでSEO対策のひとつとして設定しておいた方が良いと言えます。
3.HTMLでの設置方法
WordPressなどのテーマを使わずに、HTMLでいちからWEBサイトを制作している方は以下のように記述して下さい。
<head> <meta name="description" content="ここに紹介文(スニペット)を書いて下さい"> </head>
このmetaタグをheadタグ内に記述すればOKです、とても簡単!
4.Wordpressでの設置の仕方
続いてはWordpressを使用してWEBサイトを運営している方。
WordPressの場合はAll in one SEO Packというプラグインを使うことによって簡単にmeta discripionタグを設置することが出来ます。
まずはWordpressのプラグイン→新規追加→All in one SEO Packを検索してインストールしましょう。
インストール後「有効化」をすると、ダッシュボードに「All in one SEO」のメニューが出てきますので、その中の「一般設定」を開いてください。
一般設定を開くとこのような画面が開きます。
その中の「ホームページ設定」の欄に「ホームディスクリプション」がありますので、この枠内に紹介文を書き、「設定を更新」をクリックしたら完了です。
5.各ページに設定する方法
All in one SEO Packを使用することによって、各ページ毎にmeta discripionを設置することも可能になります。
プラグインを追加すると、固定ページ、あるいは投稿の記事を書くエディタの下に入力するフォームが現れますのでこちらに入力して下さい。
各ページにmeta discripionを設定する際は、ページ毎に異なる紹介文を書くようにしましょう。
6.まとめ
意外と簡単に設置できる”meta discripion”タグ、WEBサイトを運営している方にはぜひ設置して頂きたいです。
注意点として、ページの中身と全く関係のない内容を記述することや、サイトの全てのページに同じmeta discripionを設置するのはやめておきましょう。
全てのページの紹介文を考えるのが難しい場合は、トップページや人気のあるページなどから優先して入れるのがベターです。
ぜひ試してみてください。