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2026.06.27

採用ページのコツ6選|応募につながる作り方を解説

更新日:2026.07.01 投稿日:2026.06.27
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執筆者
相原こと 株式技会社LIH:Web編集チーム「Inspire編集部」所属
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監修者
出利葉貴弘 株式技会社LIH:代表取締役 Webプロデューサー

採用ページを作ったが、思うように応募が来ない」——そう感じている採用担当者の方は多いのではないでしょうか。

採用ページは、コンテンツを並べただけでは成果につながりません。求職者の心理を踏まえた設計のコツを押さえているかどうかで、同じ情報量でも結果は大きく変わります。デザインの良し悪し以前に、設計の順番や情報の出し方を間違えているケースが意外なほど多く見受けられます。

本記事では、応募につながる採用ページを作るための6つのコツを、制作現場の知見を交えて解説します。これから新規に採用ページを作る方も、すでにある採用ページの成果に伸び悩んでいる方も、ぜひ参考にしてください。

採用ページ作りで最初につまずく理由

採用ページ制作で最初につまずく原因の多くは、「誰に向けたページか」が定まらないまま手を動かし始めることにあります。デザインやコンテンツの検討を先に進めてしまうと、後から方向性のズレに気づき、手戻りが発生しやすくなります。途中でターゲットを変更すると、すでに作り込んだ写真や文章のトーンまで作り直す必要が出てくることもあります。

採用ページの真の目的は、応募者数を増やすことではなく、自社に合う人材からの応募を増やすことです。この目的を見失うと、誰にでも当てはまる無難な内容に仕上がってしまい、結果的に誰の記憶にも残りません。応募の「数」ではなく「質」を追う視点を持つことが、制作の最初の段階で欠かせません。

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応募につながる採用ページ作りのコツ6選

ここからは、実際に成果につながりやすい採用ページ作りのコツを6つ紹介します。

コツ1. ターゲットを解像度高く設定する

「明るく元気な人」のような曖昧なターゲット像では、誰にも刺さらないページになります。曖昧なターゲット設定は、結局のところ社内の誰もが反対しにくい「無難な言葉」を選ぶことにつながりやすく、それが個性のないページを生む原因になります。

年齢・経験・スキル・価値観まで具体的に言語化し、社内で活躍している社員を実例として参照することで、解像度の高いターゲット像が見えてきます。ターゲットが明確になるほど、写真の選び方や文章のトーンも自然と定まります。複数の部署で採用を行っている場合は、職種ごとにターゲット像を分けて設計することも有効です。

コツ2. ファーストビューで興味を引く

採用ページを開いた瞬間に表示される領域は、求職者が離脱するかどうかを判断する最重要エリアです。ここでの印象が薄いと、どれだけ内容が充実していても読まれません。

求職者の多くは数秒で「自分に関係あるページか」を判断しているため、その一瞬で心をつかむ工夫が求められます。

インパクトのあるキャッチコピーや、社員の表情が伝わる写真を冒頭に配置することで、続きを読みたいという気持ちを引き出せます。

抽象的な企業スローガンだけでなく、「ここで働くと何が得られるか」を伝える一文を添えることが効果的です。複数の訴求を同時に詰め込まず、最も伝えたいメッセージをひとつに絞ることもポイントです。

コツ3. 情報を詰め込みすぎない

1ページに情報を詰め込みすぎると、求職者はどこを見ればいいか分からなくなります。良かれと思って追加した情報が、かえって本当に伝えたいメッセージを埋もれさせてしまうことも少なくありません。

ページごとに扱うテーマをひとつに絞り、情報の粒度を揃えることが大切です。給与や福利厚生のような数値情報は表や箇条書きでまとめると、求職者がサッと確認できて離脱を防ぐ効果があります。

文章で長々と説明するよりも、視覚的に整理されている方が、スマートフォンでの閲覧でも読みやすくなります。

コツ4. 数字で具体性を持たせる

「充実した福利厚生」「アットホームな職場」といった抽象表現だけでは、求職者の心には響きません。曖昧な表現が並ぶページは、どの企業にも当てはまる言葉に見えてしまい、差別化につながりません。

「年間休日125日」「平均年齢32歳」「有給取得率85%」のように数字に置き換えるだけで、説得力が大きく変わります。数字は誇張やごまかしが効かない情報であるため、求職者からの信頼を得やすいという特性もあります。

複数の企業を比較検討している求職者ほど、数字の有無で判断を下すことが多いため、優先的に整備したい要素です。

コツ5. 応募ボタンを迷わせない場所に置く

どれだけ内容が充実していても、応募ボタンの位置が分かりにくいと、求職者は応募する直前で離脱します。せっかく興味を持ってもらえた段階で離脱されるのは、最も避けたいパターンです。

募集要項のページには応募ボタンを必ず設置し、「応募しよう」と思った瞬間に行動できる導線を確保しましょう。

入力フォームの項目も最低限に絞り、スマートフォンからでもストレスなく入力できる設計にすることがポイントです。長い入力フォームは、入力途中での離脱率を大きく押し上げる原因になります。

コツ6. 公開後も運用・改善を続ける

採用ページは公開して終わりではありません。継続的な運用が成果を大きく左右します。一度作ったページをそのまま放置している企業と、定期的に手を入れている企業とでは、半年後の成果に大きな差が生まれます。

アクセス解析でどのページから離脱が多いかを把握し、改善を繰り返すことで効果が積み上がっていきます。

公開しただけで満足してしまうと、情報が古いまま放置され、かえって志望度を下げる原因になりかねません。社員数や事業内容の変化があった際は、できるだけ早く反映する運用ルールを決めておくと安心です。

コツ目的具体策
ターゲット設定誰に向けたページかを明確化実在社員をモデルにする
数字での訴求抽象表現を信頼できる情報に休日数・取得率を明記
応募導線の簡略化応募直前の離脱を防ぐ入力項目を最低限に

新卒・中途でコツが変わるポイント

同じ採用ページでも、新卒と中途では効果的なコツが異なります。両者を混同したまま制作すると、どちらにも刺さらないページになりやすいので注意が必要です。同じ会社の求人であっても、訴求の切り口を変える必要があると考えておきましょう。

新卒採用のページは、ポップさやアニメーションなど動きのあるデザインが好まれる傾向があります。一方、中途採用者は業務の合間に閲覧することが多いため、シンプルで情報を探しやすいデザインが適しています。

中途層は限られた時間でページを確認することが多いため、結論や条件面をすぐに見つけられる構成が求められます。

フォントの選び方ひとつにも、企業らしさを反映させることができます。医療系であれば安心感のある明朝体、IT系であればすっきりとしたゴシック体など、業種に合った印象設計が、求職者の信頼につながります。

色使いについても、業界の競合他社と被らない配色を選ぶことで、記憶に残りやすいページになります。

こうしたデザインの細部まで自社だけで作り込むのは、想像以上に手間がかかる作業です。ターゲットごとのコツを踏まえた制作実績があるパートナーに任せることで、回り道をせずに成果につながるページを作れます。

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コツを実践する際によくある失敗

ここまで紹介したコツを知っていても、実践する段階でつまずいてしまう企業は少なくありません。よくある失敗パターンを押さえておきましょう。

ひとつ目は、社内の複数部署から出た意見をすべて反映しようとすることです。それぞれの立場からの要望を詰め込むほど、当初のコンセプトがぼやけてしまいます。意見をまとめる担当者を明確にし、最終判断の基準を決めておくことが重要です。

ふたつ目は、他社の採用ページをそのまま参考にしすぎることです。参考にすること自体は有効ですが、デザインや構成をそのまま流用すると、自社らしさが消えてしまいます。あくまで自社のターゲットに合わせたカスタマイズが欠かせません。

みっつ目は、制作会社に丸投げしたまま完成を待つことです。採用ページの内容は、社内にしかない一次情報(実績データ・社員の声など)が差別化の核になります。

制作会社と二人三脚で進める姿勢が、結果的に良いページを生み出します。情報提供を後回しにしてしまうと、制作スケジュール全体が遅延する原因にもなりかねません。

こうした失敗を避けるためには、制作を始める前に「誰が最終判断を下すのか」「どんな素材をいつまでに準備するのか」を社内で明確にしておくことが欠かせません。

制作会社側からスケジュールやヒアリング項目を事前に提示してもらえると、社内調整もスムーズに進みます。

【関連記事】採用サイトとは?必要性・費用相場・制作の流れを完全解説

【Cross Talk】経営×現場の視点

出利葉

出利葉(代表)

採用ページの相談で一番多いのが、「とりあえずおしゃれにしたい」という要望。気持ちは分かるけど、デザインの前にターゲットを決める方が先。

ここを飛ばして進めると、後から構成を作り直すことになって、結局時間もコストも余計にかかってしまう。

最初の打ち合わせでターゲットをじっくり詰めるかどうかが、成果を分ける最大のポイントだと思っている。実際、最初の設計に時間をかけたプロジェクトほど、公開後の修正が少なく済んでいる。
相原

相原(現場)

現場で制作していて感じるのは、数字を入れるだけでページの説得力が一気に変わるということです。

「アットホームな職場です」より「平均年齢◯歳、有給取得率◯%」の方が、求職者には何倍も伝わります。

クライアントの中には数字を出すことに抵抗がある方もいますが、出さないことのデメリットの方が大きいケースがほとんどです。データを集める作業自体は手間がかかりますが、一度整理してしまえば資産として何度も使い回せます。

よくある質問

Q. 採用ページのコツで一番重要なものは何ですか?

最も重要なのはターゲットの解像度を上げることです。誰に向けたページかが曖昧なままだと、デザインやコンテンツの方向性すべてがぶれてしまい、結果的にどの求職者にも刺さらないページになりやすいためです。制作の初期段階にどれだけ時間をかけられるかが、完成度を大きく左右します。逆に言えば、ターゲットさえ固まれば、その後の工程は驚くほどスムーズに進みます。

Q. 採用ページに必ず数字を入れるべきですか?

必須ではありませんが、入れることを強くおすすめします。数字は抽象的な表現よりも信頼性が高く、求職者が他社と比較する際の判断材料としても活用されやすいためです。社内に蓄積されているデータを一度棚卸しすることから始めるとよいでしょう。

Q. 採用ページの公開後、何をすればいいですか?

アクセス解析ツールで離脱ページや応募完了率を確認し、改善を繰り返すことが重要です。情報の鮮度を保つために、定期的な内容更新も忘れずに行いましょう。月次や四半期ごとに振り返りの機会を設け、改善の優先順位を見直す習慣をつけることをおすすめします。

応募につながる採用ページを作るなら株式会社LIHへ

ターゲット設計から数字を活かした訴求、公開後の改善運用まで一貫してサポートします。「コツは分かったけど自社だけでは不安」という方は、まずはお気軽にご相談ください。社内のリソースが限られている企業ほど、最初から伴走パートナーを入れることで遠回りを防げます。

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執筆者 相原こと
株式技会社LIH:Web編集チーム「Inspire編集部」所属

Web・マーケティング分野を中心に、実践的で読みやすい記事づくりを心がける編集者。 中小企業の現場で役立つ“リアルな情報”を大切にし、取材・分析・構成・執筆まで一貫して担当。 専門用語にとらわれず、「ちょっと難しそう」を「なるほど、そういうことか」に変える橋渡し役として活動中。 読者の「知りたい」に寄り添いながら、思わず誰かに話したくなるようなコンテンツをお届けします。

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監修者 出利葉貴弘
株式技会社LIH:代表取締役 Webプロデューサー
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福岡を拠点に、これまで500社以上の中小企業や個人事業主の「Web集客のお悩み」に寄り添ってきた実績を持つ。 専門はSEO(検索エンジン対策)やWebサイト改善。初めての方にもわかりやすいアドバイスを大切にし、「相談してよかった」と言っていただける支援を心がけている。

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