大規模サイト改修を「守り」と「攻め」で完遂する。テクニカルSEOと運用効率の最適化プロセス
Webサイトは公開して終わりではありません。むしろ、公開後の運用と、市場の変化に合わせた「攻めの改修」こそがサイトの価値を決定づけます。今回は、クライアント様のサイトにおける大規模なSEO改修と、それに伴う運用の最適化プロセスについて、現場のリアルな視点からお届けします。
現場を悩ませる「負の遺産」への終止符:不要ページの徹底制御
プロジェクトの皮切りは、膨大な「不要ページ」の整理から始まりました。過去の運用フェーズで蓄積された古いURLや、モバイル専用の重複コンテンツ。これらは検索エンジンからの評価を分散させ、サイト全体のパフォーマンスを損なう要因となります。私たちは今回、単純な一括削除ではなく、運用ポリシーに基づいて「noindex」と「リダイレクト」を厳格に使い分ける判断を下しました。
具体的な手順・解決策
| 対象項目 | 対応内容 | 目的・メリット |
|---|---|---|
| 重複・不要URL | noindex / ページ削除 | クローラビリティの向上と評価の集約 |
| 旧モバイルサイト(SP) | リダイレクト・削除 | ユーザーの導線改善とリンク評価の維持 |
| 料金・金額表示 | data-valueタグの実装 | 検索結果への正確な情報伝達(構造化データ) |
特に「金額のマークアップ」については、経営層からの強い要望もあり、data value属性を用いた実装を進めました。これにより、検索エンジンが価格情報をより正確に認識できるようになり、将来的なSEO効果の最大化を狙っています。また、スケジュール調整が必要な場面でも、現場と密に連携し、優先順位を明確にすることで、限られた時間内でのクオリティ確保に努めました。
【Cross Talk】経営×現場の視点
出利葉(代表):今回の改修では、単に「見た目を整える」だけでなく、SEOコンサルタントの知見をどう技術的に落とし込むかが鍵でした。私としては、スピード感を持って実装を進める必要性を感じていましたが、現場の進行はどうでしたか?
相原(現場):正直、最初はタスク量の多さに圧倒されました。特に古いURLの精査は、一つ間違えるとSEOに悪影響が出るため、非常に神経を使う作業でした。ですが、優先順位を明確にしたことで、今やるべきこと(テストサイトへの移行など)に集中できたのは大きかったです。
出利葉(代表):現場の柔軟な対応に感謝しています。私たちが目指すのは、クライアント様のビジネス成果に直結するWebサイトです。今回の細かなマークアップや不要ページの整理といった「泥臭い作業」こそが、将来的に大きな差を生みます。これからも、運用フェーズや重要度に合わせてポリシーを使い分けるLIHらしい品質を守っていきましょう。
まとめ・LIHのスタンス
今回の改修プロセスを通じて再認識したのは、Webサイト運用における「優先順位」と「共通言語」の大切さです。SEOという正解のない領域において、クライアント様の利益を第一に考え、技術的な解決策を提示し続けること。LIHは、単なる制作会社ではなく、ビジネスを共に成長させるパートナーとして、これからも細部にまでこだわった運用を提供してまいります。
自社での対応が難しい場合や、リスク管理をプロに任せたい方は
まずはLIHに無料相談する