【AI時代の必須教養】「構造化データ」がないサイトは存在しないも同然?JSON-LD実装の全記録
「どんなに美しいデザインでも、AIに無視されたら意味がない」。これは、私たちLIHが日々のWeb運用の中で常に意識している課題です。
先日、代表の出利葉とのチャットで衝撃的な事実が発覚しました。Googleのリッチリザルトテストで自社サイトを検証したところ、「LocalBusiness(地域のお店やサービス)」としての構造化データが検出されなかったのです。
これは、GoogleマップやAI検索に対して「私たちはここにいます」という名刺を渡せていない状態と同じです。
今回は、LIHのサイトリニューアルプロジェクトの中で発生した「構造化データ(JSON-LD)の緊急実装」と、デザイン性を損なわずにSEO評価を高める「アクセシビリティ対応」の裏側を、実際の現場のやり取りを交えてご紹介します。
「AIへのパスポート」構造化データの正体
Webサイトは人間が見て「綺麗だ」「使いやすい」と感じることも大切ですが、検索エンジン(Google bot)やAIが見て「何屋なのか」「どこにあるのか」を理解できるコード記述が必要です。それが「構造化データ(Schema.org)」です。
今回の課題は、Googleマップとの連携を強化し、検索結果にリッチな情報を表示させるための記述が不足していたことでした。
私たちは即座に、WordPressの functions.php を経由して、トップページの head 内に適切なJSON-LDコードを出力させる改修を行いました。
具体的な手順・解決策
単にプラグインを入れるのではなく、LIHのビジネスモデルに合わせて正確な情報をGoogleに伝えるため、以下の情報をJSON形式で定義し、実装しました。
| 設定項目 | 記述内容(例) | 目的・効果 |
|---|---|---|
| @type | LocalBusiness / Organization | 組織・地域ビジネスであることを明示 |
| geo | 緯度・経度情報 | Googleマップとの正確な連携 |
| sameAs | SNSやnoteのURL | ナレッジパネルへの情報集約 |
実装後、Googleの「リッチリザルトテスト」で検証を行い、無事に「地域のお店やサービス」として認識されることを確認しました。
これにより、AI検索時代における「デジタル上の身分証明書」を正しく提示できるようになったのです。
デザインとSEOのジレンマ:隠しテキストの活用
構造化データと並行して議論になったのが、複雑なデザイン箇所のマークアップ方法です。
例えば「口コミ評価 5.0」のようなビジュアル重視のパーツをHTMLで細かく組むと、コードが複雑化し、かえって検索エンジンに文脈が伝わりづらくなるリスクがあります。
そこで私たちは、以下の解決策を採用しました。
- 見た目:最適化されたWebP画像を使用し、レンダリング負荷を下げる。
- 中身(SEO):「visually-hidden(隠しテキスト)」クラスを使用し、テキスト情報をHTMLとして記述。
これにより、スクリーンリーダー(視覚障がい者向け読み上げソフト)や検索クローラーには「正しいテキスト情報」を伝えつつ、ユーザーには「リッチなデザイン」を提供することが可能になりました。
【Cross Talk】経営×現場の視点
出利葉(代表): 今回、私から「構造化データが入っていない」と指摘した時、どう感じましたか?
実はあの時、営業戦略としても「SEOツールでサイトの健康診断をしつつ、Google公式ツールで『AIに対応できていない事実』を突きつける」というダブルパンチの手法を考えていたんです。
相原(現場): 正直、最初は「急なタスクが来た!」と焦りました(笑)。
でも、リサーチしてみると福岡の大手企業でも対応できていないケースが多く、これはLIHの強みになると確信しました。
特に画像内のテキストをアクセシビリティ観点でどう処理するかは、制作のこだわりどころでしたね。見た目だけ整えても、中身がなければAIには無視されてしまいますから。
出利葉(代表): そう、そこなんです。
私は「綺麗なサイト」よりも「正しく伝わるサイト」を作りたい。
今回、相原さんが即座に対応してくれて、リッチリザルトテストで「検出」の文字が出た時は、チームとしてのスピード感を感じて嬉しかったですよ。
これこそが、これからのWeb制作のスタンダードになりますね。
まとめ・LIHのスタンス
今回の改修を通じて、私たちは「AIに選ばれるサイト作り」の重要性を再認識しました。
構造化データやアクセシビリティ対応は、派手なデザインの裏に隠れがちですが、これからのWebマーケティングにおいては必須の「インフラ」です。
LIHでは、単に見た目を整えるだけでなく、検索エンジンやAIとの対話までを設計したWeb制作を行っています。あなたのサイトは、AIに正しく認識されていますか?
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