makeshopで売れない原因は? よくある理由と対策方法一覧
「makeshopでネットショップを開設したのに、思ったように商品が売れない」——そう感じている店舗運営者は少なくありません。
カートシステム自体の機能は十分に揃っているにもかかわらず売上が伸びない場合、原因はシステムではなく、サイトの作り方や運営方法にあるケースがほとんどです。
「システムを乗り換えれば解決するのでは」と考える前に、まずは今のショップのどこに課題があるのかを切り分けて考えることが大切です。
本記事では、makeshopで「売れない」と感じたときによくある原因と、今すぐ見直せるチェックポイントを解説します。
makeshopで売れない、よくある3つの原因

出典:makeshopGMO
makeshopは国内シェアの高いネットショップ構築サービスで、機能面では十分な実績があります。売上の差はシステムではなく運用の差から生まれることがほとんどです。
同じシステムを使っていても、月に数百万円を売り上げるショップもあれば、なかなか売上が伸びないショップもあります。この差は、決済機能や商品登録数の上限といったシステムの仕様ではなく、日々の運用の積み重ねから生まれています。
「makeshopだから売れない」と考える前に、まずは自社のショップに次のような原因が当てはまっていないか確認してみましょう。
集客ができていない
ショップを開設しただけでは、お客様は自然には集まりません。SNSでの発信や広告運用、SEO対策など、能動的な集客施策が不足していると、どれだけ良い商品を扱っていても閲覧数自体が伸びません。
実店舗であれば通りがかりの来店が期待できますが、ネットショップは「そこに存在すること」を能動的に知らせなければ、誰の目にも触れないまま埋もれてしまいます。
「開店すれば売れる」という考え方のまま運営を続けていると、アクセス数が伸びないまま時間だけが経過してしまいます。
スマホでの見づらさ・使いにくさ

ネットショップへのアクセスは、スマートフォン経由が中心になっています。テンプレートをそのまま使っている場合、スマホでの操作性に課題が残ることがあります。
パソコンで見たときは問題なく見えても、実際にスマートフォンで操作してみると、文字が小さい、画像の読み込みが遅いといった課題が見つかることは少なくありません。
ボタンが小さくて押しにくい、購入までの手順が分かりにくいといった小さなストレスの積み重ねが、カート離脱につながります。
商品ページの情報・訴求が足りていない
商品名とスペックだけを並べたページでは、購入者は使うイメージを持てません。サイズ感や使用シーン、他の商品との違いといった情報が不足していると、比較検討の段階で離脱されてしまいます。
特にレビューや購入者の声は、初めて訪れたお客様の不安を解消する材料になります。掲載できるレビューがあるにもかかわらず活用していないショップも少なくありません。
実店舗であれば店員が説明してくれる内容を、ページ上でどれだけ言葉と写真で補えるかが、ネットショップでは特に重要になります。
今すぐ確認したい3つのチェックポイント

大きく作り直す前に、まずは現状を確認することから始められます。専門知識がなくても確認できる3つの項目を紹介します。1つでも当てはまらなければ、改善の余地があるサインです。
| チェック項目 | 確認方法 | NGの場合の影響 |
|---|---|---|
| スマホでの購入導線 | 実際にスマホで購入手続きを試す | カート離脱が増えやすい |
| 商品ページの情報量 | 売れ筋・不振商品を見比べる | 比較検討の段階で離脱されやすい |
| 集客経路の有無 | アクセス解析で流入元を確認 | そもそも認知されていない |
スマホでの購入導線を確認する
実際にスマートフォンから商品を選び、カートに入れて購入手続きに進む流れを試してみてください。入力項目が多すぎたり、ボタンの位置が分かりにくかったりすると、その分だけ購入前に離脱される可能性が高まります。
特に会員登録や配送先入力のステップが多いと、途中で面倒に感じて購入をやめてしまうお客様が一定数存在します。ゲスト購入ができるかどうかも、あわせて確認しておきたいポイントです。
商品ページの情報量を確認する
売れている商品と売れていない商品のページを見比べてみましょう。写真の枚数や説明文の充実度に差がある場合、情報量が購買の決め手になっている可能性があります。
売れていない商品ほど「そのうち更新しよう」と後回しにされがちですが、実は情報量を足すだけで反応が変わることも珍しくありません。
集客経路を確認する
アクセス解析で、どこからの訪問者が多いかを確認してみましょう。検索・SNS・広告のいずれからも流入が少ない場合、そもそも商品を知ってもらう機会自体が不足している状態です。
複数の集客経路を並行して試し、どの経路からの訪問者が実際の購入につながりやすいかを把握しておくと、限られた時間や予算を効果的に使えるようになります。
改善のために検討したいこと

ここまで見てきた原因は、どれか一つだけでなく、複数が同時に起きているケースも珍しくありません。すべてを自社だけで改善しようとすると、どこから着手すべきか迷いやすいことがあります。
まずは集客とサイト内改善のどちらに課題が大きいかを見極め、優先順位をつけて一つずつ取り組んでいくことが、遠回りに見えて確実な近道です。
テンプレートの制約でデザインの改善が難しい場合や、社内にコーディングできる人材がいない場合は、部分的なリニューアルやカスタマイズを制作会社に相談するのも一つの方法です。
特にmakeshopはカスタマイズの自由度が高いカートシステムのため、既存のショップを活かしたまま、購入導線やデザインだけを部分的に改善できる場合もあります。
自社での改善と外部への相談、どちらが適しているか迷ったときは、まず現状のショップを見てもらいながら課題を整理するところから始めてみるとよいでしょう。
参考として、原因ごとに検討できる改善アプローチを整理すると、以下のようになります。
| 課題 | 改善アプローチの例 |
|---|---|
| 集客ができていない | SNS運用、広告運用、SEO記事の追加 |
| スマホでの使いにくさ | 購入導線の見直し、レスポンシブデザインの改修 |
| 情報・訴求の不足 | 商品写真の追加、説明文・レビューの充実 |
Cross Talk:makeshopの相談で感じること
出利葉(代表)
「売れない」という相談を受けると、まずシステムのせいにしていないかを確認するようにしている。
makeshop自体は機能が豊富なカートだから、使いこなせていないだけのケースが本当に多い。原因を切り分けることが最初の一歩だね。乗り換えを検討する前に、今の環境でできることがまだ残っていることも多い。
相原(現場)
はい。現場で見ていても、商品自体は魅力的なのに、ページの情報量が少なくて損をしているショップは多いです。
写真を数枚追加するだけで反応が変わることもあるので、まずは商品ページの見直しから提案することが多いですね。大きな改修より、小さな改善の積み重ねが効くことも少なくありません。
出利葉(代表)
うちはmakeshopの公認パートナーとして、新規構築だけでなく部分的な改修の相談も受けている。
ゼロから作り直さなくても、導線とデザインを整えるだけで変わることは多いから、まず現状を見せてもらうところから始めることが多いね。
相原(現場)
集客とサイト改善は両輪だと感じます。
どちらか一方だけを頑張っても成果が出にくいので、アクセス数と購入率、両方の数字を見ながら優先順位をつけることをおすすめしています。
よくある質問
Q. makeshopで売れない一番の原因は何ですか?
特定の一つの原因とは限りません。集客不足、スマホでの使いにくさ、商品ページの情報不足の3つが重なっているケースが多く見られます。まずはどれに当てはまるかを一つずつ確認し、優先順位をつけて改善していくことが大切です。
Q. デザインを変えるだけで売上は改善しますか?
デザインの改善だけで大きく売上が変わるとは限りませんが、スマホでの操作性や購入導線を改善することで、離脱を減らせる可能性はあります。集客施策とあわせて取り組むことで、より効果を実感しやすくなります。
Q. 既存のショップを活かしたまま改善できますか?
makeshopはカスタマイズの自由度が高いカートシステムのため、ゼロから作り直さなくても、デザインや購入導線を部分的に改善できるケースが多くあります。まずは現状のショップを見てもらいながら、改修とリニューアルのどちらが適しているかを相談するのがおすすめです。
「売れる」makeshopの構築・改善をご検討の方へ
LIHはmakeshopにおける新規構築からデザイン改善、ページ追加・改修、移行まで幅広く承っています。ご予算・ご要望に応じてご提案いたしますので、まずはお気軽にご相談ください。